この度、2期連続で不惑倶楽部のキャプテンを務めさせていただくことになりました、638番・木下恵輔(ケイ)です。
私がラグビーと出会ったのは、アメリカ留学中の大学3年生の時で、それまでに様々なスポーツを経験してきましたが、初めてラグビーに触れた瞬間から、その魅力に心を奪われ、私のラグビー人生が始まりました。
卒業後はオーストラリアで本場のラグビー文化を学び、国境や年齢を越えた多くの仲間と出会いました。2016年サムライセブン引退後は日本ラグビー協会の代表強化部門に携わり、国内ラグビーの現実とも向き合う貴重な経験もさせていただきました(裏話はまた飲みの席で笑)。
海外で見てきたクラブチームの姿は、家族ぐるみの週末のイベント、世代を超えた交流、試合後のクラブハウスでの一体感といった、まさに“ラグビーを通じたコミュニティの理想形”でした。不惑倶楽部でも、そんな“パンツを越えた交流”を実現すべく、「United」というスローガンを掲げ、チーム全体を一つのコミュニティとして結びつけることを目指してきました。その想いを胸に、過去2年間、少しずつではありますが確実に、チームに変化が生まれ、年齢や背景、および世代の垣根を超えた交流がピッチに広がるようになってきました。そして何より、白パンへの正式加入者はこの2年間で20名以上!新しい仲間が増えたことは、不惑倶楽部が真に「開かれたチーム」になりつつある証だと感じています。
そしてこれから迎える2期目の2年間は、さらなる進化のときです。これまで育んできた“United”の精神を大切にしながら、今度は外へとその輪を広げていきます。地域とのつながりを意識したボランティア活動や外部イベントへの参加を通じて、「ラグビーを知らない人」や「プレー経験のない人」にも、不惑倶楽部という温かいコミュニティの存在を知っていただきたいと考えています。私たちは、ただラグビーをするだけの集団ではありません。仲間と共に笑い、支え合い、応援し合える、そんなコミュニティの価値を世の中に伝えていくことも、これからの不惑倶楽部の使命だと思っています。
これからも、皆さんの力をお借りしながら、一歩ずつ前に進んでいきます。
どうか引き続き、「United」の想いを胸に、一緒にラグビーを、そしてこの素晴らしい不惑コミュニティを、さらに盛り上げていきましょう!
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。